グルテンの性質と体への影響|墨田区で倦怠感、やる気の低下でお悩みの方は体の総合ケアグリーンバランスへ
2023/11/22
墨田区にある整体 鍼灸院、体の総合ケア グリーンバランスの院長、片山です。
グルテンとは、小麦粉などに含まれるたんぱく質の一種です。グルテンは、小麦粉の粘り気や弾力を出す働きがあります。パンや麺類などの食品に欠かせない成分ですが、体への影響が気になるという方も多いのではないでしょうか。
グルテンの性質
グルテンは、2種類のタンパク質から構成されています。
- グルテニン
グルテニンは、グルテンの粘り気を出す働きがあります。
- グリアジン
グリアジンは、グルテンの弾力を出す働きがあります。
グルテンは、小麦粉に水を加えてこねることで、二重螺旋構造を形成します。この二重螺旋構造が、小麦粉の粘り気や弾力を生み出します。
グルテンの体への影響
グルテンは、一般には健康に問題のない成分と考えられていますが、しかし日本人にとってはグルテンを摂取することは体調不良を起こす引き金となっていると考えています。
グルテンが体に悪影響を及ぼす可能性のある疾患としては、以下のようなものが挙げられます。
- セリアック病
セリアック病は、グルテンを摂取することで小腸が炎症を起こす自己免疫疾患です。セリアック病患者は、グルテンを摂取すると、下痢や腹痛、嘔吐や肩こり腰痛の症状が現れることがあります。
- グルテン不耐症
グルテン不耐症は、グルテンを摂取することで消化器官や神経系に症状が出る疾患です。グルテン不耐症患者は、グルテンを摂取すると、下痢や腹痛、嘔吐や肩こり腰痛、頭痛、倦怠感などの症状が現れることがあります。
- 非セリアック性グルテン感受性
非セリアック性グルテン感受性は、グルテンを摂取することで体調不良を起こす疾患です。セリアック病やグルテン不耐症の診断基準を満たさないにもかかわらず、グルテンを摂取すると、下痢や腹痛、嘔吐や肩こり腰痛、頭痛、倦怠感などの症状が現れることがあります。
グルテンフリーの食品
グルテンを避けたい場合は、グルテンフリーの食品を利用するのも一つの方法です。グルテンフリーの食品には、小麦粉の代わりに米粉やそば粉、大豆粉などの粉類を使用したパンや麺類、お菓子などがあります。
また、最近では、スーパーやコンビニでもグルテンフリーの食品が販売されています。
最後に一言・・・
小麦粉などに多く含まれるグルテンは戦前までは日本人は今ほど馴染みのない食材でした。故に牛乳と同じように摂取によって体への不調を起こす原因になっていると考えられています。グルテンの危険性は自分の体で体験するのが一番だと思います。例えば2.3か月ほどパンや麺類などグルテンが多く含まれる食材の摂取を止めてみて久しぶりに食してみて下さい。そうすると食後数分、数時間も経てば、倦怠感と眠気が襲い始め、体へのかゆみや肌荒れ、髪の艶が低下し、精神的にも落ち着きが無くなり、イライラする感覚と同時にやる気が低下して体全身に力が入らないような感覚を自覚することでしょう。この反応は体の健康状態が高い人ほど症状の変化に気がつく傾向があり、逆に体の健康度合いが低い人ほどそれらの自覚症状が出にくい人と感じます。そういった人は体内に何らかの病巣が発生したとしても症状が出にくいと考えられ、病気の早期発見にも遅延が起こる可能性があると考えます。そして日本では小麦粉の80%が輸入に頼り、遺伝子組み換えや体に危険な農薬も多量に使われていると言われていますので、定期的に食すのは注意を払いたいものですね。(体質にはそれぞれ個人差がありますし、あくまでも個人的な見解に過ぎません)
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体の総合ケア グリーンバランス
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