排尿排便反射とは

墨田区にある整体 鍼灸院、体の総合ケア　グリーンバランスの院長、片山です。

 

排尿排便反射とは、膀胱や直腸に尿や便が溜まると、排泄するために起こる反射です。この反射によって、私たちは意識することなく、排尿や排便を行うことができます。

排尿反射

排尿反射は、膀胱に尿が溜まると、膀胱壁の筋肉が収縮して尿を押し出します。この反射は、膀胱壁の筋肉に存在する「ストレッチ受容体」によって起こります。ストレッチ受容体は、膀胱が伸びることで刺激を受け、排尿反射を起こします。

排便反射

排便反射は、直腸に便が溜まると、直腸壁の筋肉が収縮して便を押し出します。この反射は、直腸壁の筋肉に存在する「ストレッチ受容体」によって起こります。また、直腸に便が溜まると、直腸壁の神経が刺激を受けて、脳に便意の信号を送ります。脳から排便の指令が出されると、外肛門括約筋が弛緩して、便が排泄されます。

排尿排便反射の障害

排尿排便反射が障害されると、排尿や排便に異常が起こります。

• 排尿障害

排尿障害には、以下のようなものがあります。

* 頻尿：尿意が頻繁に起こる
* 尿失禁：尿が漏れる
* 尿閉：尿が出にくくなる

• 排便障害

排便障害には、以下のようなものがあります。

* 便秘：便が出にくくなる
* 下痢：便が頻繁に出るようになる
* 便失禁：便が漏れる

排尿排便反射の障害は、以下の原因によって起こる可能性があります。

• 神経系の障害

脳や脊髄などの神経系の障害によって、排尿排便反射の伝達が阻害されると、排尿や排便に異常が起こります。

• 膀胱や直腸の障害

膀胱や直腸の障害によって、排尿排便反射を起こすための刺激が十分に得られなくなると、排尿や排便に異常が起こります。

• 薬剤の影響

一部の薬剤は、排尿排便反射に影響を及ぼす可能性があります。

 

排尿排便反射の可能性

犬の排尿排便反射は、人間と同じように、膀胱や直腸に尿や便が溜まると、排泄するために起こる反射です。この反射によって、犬は意識することなく、排尿や排便を行うことができます。体を健康へ向わせるためには動物の排尿排便作用を観察していくと分かってきます。

例えば水分の摂取量ですが、動物は基本的に水分の摂取量は人間に比べてかなり少ないと感じます。なぜなら人間のようにごくごく飲みこむ飲み方ではなく、舌で浸しながらちびちびと飲む方法だからです。舌で浸すということは当然ながら少しずつしか水分の摂取が出来ないのです。動物のほとんどが同じような摂取の仕方を心がけるのには理由があります。それは水分を飲み過ぎないということと、もう一つは体に有害か無害かを見極めるために一旦舌に浸すというワンクッションを置くことで危険を察知するという理由があります。それと排尿排便は場所が重要だということです。どういうことか説明すると、基本的には寝床では排尿排便はせず、散歩に出かけた時に行うという習性があるということです。故に水分を多く取り過ぎてしまうと排尿排便作用が活性化されやすくなることで、無意味な場所で排泄してしまうことになるからです。昨日のブログでも触れましたが、マーキングという目的があるという事でむやみやたらとしないということです。目的をもって自らの幸せのために排尿排便を行っているということです。テリトリーを示す意味と大切な人とのめぐり逢いを目的で排尿排便行為をしているということです。ここからも分かる通り、犬は散歩の時に目的がある場所に排尿排便をするということ。人間はそんなことは全く考えませんよね。でも動物はその場所に辿り着くまでじっと耐えるのです。排尿排便が起こるから直ぐに排泄を行うわけではなく、その場所までじっと我慢する。体を健康へと導き、維持させるためにも排尿排便に対する考え方が大切ではないかと考えます。それには水分を摂り過ぎないことと排尿排便、特に排尿を我慢する習慣を心がけるという、二つが改善が大切と考えます。個人差もありますが排尿は一日多くても5回までに抑える。理想は3回までに抑えられるようになると体調の変化に気がつきだすでしょう。そして尿の濃さも濃い方がよりいいと考えています。排尿排便を自由気ままに排泄するのは人間だけで、それも近年になってからです。全ての動物は排尿排便は目的をもって行っていると考えます。それは生きるため、健康のため、子孫を残すため、排泄処理のためと様々にあると考えています。昔は今のように下水処理の整備もよくなく、今のようにトイレの環境も整っておらず、また女性は着物であったため必然的に我慢する習慣があったと考えられます。そういった我慢が体の健康、即ちストレス補充として役立ち健康への手助けとなったと考えられます。